構造設計

構造設計

大きな地震のニュースを見たとき、構造設計者は何を考えているのか ―― 倒れなかった建物のこと

地震のニュースが流れるとき、構造設計者は倒れた建物より先に、倒れなかった建物を探している。同じ揺れを受けて、なぜあちらは倒れ、こちらは残ったのか。その違いの中に、次の設計への手がかりがある。
構造設計

配筋検査で、私が最後まで見ていた場所 ―― 定着と開口補強

コンクリートを打てば、鉄筋は二度と見えなくなる。配筋検査で見るべきことは数え切れないが、私が最後まで目を離さなかった場所は二つあった。定着長さと開口補強筋。構造設計者が現場で見ていたものの話である。
構造設計

旅の記憶ーー九份と十分、そして故宮博物院――台湾で見た斜面、線路、手仕事

九份と十分、そして故宮博物院――台湾で見た斜面、線路、手仕事 台湾の旅には、少し不思議な密度がある。 街と山が近い。 古いものと新しいものが近い。 観光地と生活の場所が、あまりはっきり分かれていない。 今回訪...
旅

構造設計者が見てしまう“危ないサイン”

構造設計者が見てしまう“危ないサイン” 街を歩いていると、いろいろなものが目に入る。 きれいなものもある。 古いけれど味わいのあるものもある。 少し汚れているけれど、それが街の表情になっているものもある。 し...
構造設計

海外で構造設計をすると何が違うのか?――単位、法規、基準、そしてお国柄

海外で構造設計をすると何が違うのか? 海外で構造設計をすると、何が違うのか。 単位。法規。基準。施工技術。そして、お国柄。 言葉にすると簡単だが、実際にその中で仕事をしてみると、思っていた以上に違う。 しかもそれは...
構造設計

なぜあの建物は細い柱で倒れないのか?② ガラス建築

なぜあの建物は細い柱で倒れないのか?② ガラス建築 建築には、昔から一つの欲望がある。 もっと軽くしたい。もっと細くしたい。もっと視界を遮りたくない。 柱は邪魔だ。 構造設計者としては少々複雑な気持ちになるが、建築...
構造設計

なぜあの建物は細い柱で倒れないのか?① 大空間建築

なぜあの建物は細い柱で倒れないのか?① 大空間建築 大空間建築の柱は、実際には決して細くない。 ここで言いたいのは、空間に対して「少ない」という意味だ。 体育館。スタジアム。空港。展示施設。 巨大な空間が広がってい...
構造設計

構造設計者が一人前になるまでに必要なこと ― 学び続けるという仕事

構造設計者が一人前になるまでに必要なこと 構造設計という仕事には、終わりがない。 図面を書けるようになったから終わり。計算ができるようになったから終わり。 そういう仕事ではない。 むしろ、ある程度できるようになった...
構造設計

構造設計にスケール感はなぜ重要か ― 単位と現場から学んだこと

構造設計にスケール感はなぜ重要か 構造設計という仕事は、数字を扱う仕事だ。 荷重。応力。変形。 すべてが数値で表される。 しかしその一方で、数字だけでは成立しない仕事でもある。 そこには、「感覚」が必要になる...
構造設計

構造設計者が絶対にやってはいけないこと ― 忙しさと言い訳の先にあるもの

構造設計という仕事は、建物の骨格を考える仕事だ。 見た目の派手さはない。建物の完成写真に名前が出ることも少ない。 しかし、その建物が安全に立っていられるかどうかに関わる。 だからこそ、この仕事には絶対にやってはいけないこ...
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